台風すごかったなー。四畳半です。
※※注意※※
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今回のお話は、かなり品がない内容となっております。
どうか、寛大なお心を持ってお読みください。
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これは、お盆休み真っ最中の時の出来事です。
実家で一人、ぼんやりとテレビを見ていました。
テレビといっても、ただ垂れ流しているだけ。
どこかに出かければいいのですが、なんとなく気が乗らない。めんどくさい。
かといって家でやることもなく、ゴロゴロしてるだけ。
休日をダメに過ごしていました。
そんな自分の所に、メールが来ました。
受信ボックスには、かなり不可解なメールが入っていました。
知らないアドレス。
タイトルは「これから会いませんか?」
本文はタイトルの内容を魅力的かつ、扇情的に演出してあるだけで、
言っていることはタイトルと同じ。
あ、出会い系だ。でも登録したことないぞ。
・・あれ、だったらどこからメールが来たんだ?
と、不思議に思いもしましたが、そんなもんだろうと考えるのをすぐに止め、
この後どうしようか悩むことにしました。
これって、メールを出せば会えるってことだよな?
まー十中八九"すっぽかされる"だろうけど、どうせ暇だしなー。
金がかからないんだったら、返事だしてみようかな。
頭の中で考えること10秒。
本文に出会い系のリンク先が貼ってあったので、アクセスして
出会い系に登録しました。
どうやら最初は入会サービスとしてポイントがもらえるらしく、
メールを送るのにこのポイントが必要みたいです。
なるほど。
ってことは最初のポイントで会ってしまえば無料ってわけだ。
利用規約を一読して、さっそくメールを出そうとする・・
前に、少し考えることにしました。
最初に来たメールの人は、住んでいる場所が自分の実家からかなり離れてる。
ってことは、場所を指定するのにメールのやりとりが必要になる。
もらったポイントは少ない。計算してみたところ、こちらが返事を
出せるのは3回だけ。場所のやりとりができるほどの余裕はない。
だったら実家付近に住んでいる人にメールを出すのがいいだろう。
そんな感じで、登録したサイトから実家と同じ所に住んでいる人を探す。
数は少なかったですが、何人かいました。
彼女たちの紹介文を読み、すぐに会えそうな人を吟味。
一人にしぼり、早速メールを打つことにしました。
メールを送れる回数は3回。持ち玉は3個だけです。
そのことをしっかり考えた上で、メールを出しました。
メールの内容は、
「場所と時間を指定した上で『会えるなら来てください』
自分は○○を着てますので、見つけたらメールください。
もしムリだったらスルーしてください」
かなりワガママな内容になりましたが、まーしょうがないです。
仮に、
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1 お会いしませんか?
↓
ぜひ!場所はどこにしますか?
↓
2 ○○にしませんか?
↓
いいですよ、何時にしますか?
↓
3 ○時はどうでしょう?
↓
わかりました。ちなみに私は○○を着てます。あなたは?
↓
送れない
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アウトです。
こっちは3回しかメールを出せないんですから、無駄はできるだけ
省かなければなりません。
自分勝手なメールを女性に送って数分。
返信が来ました。
内容
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うん、いいよー♪
○○さんは車持ってます?
持ってなければ私が出しますよ。
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OKに対しては喜びましたが、すぐに悩むことになりました。
こんな質問に貴重な持ち玉を使って良いのか。できれば温存して
おきたい。
でも、返さないとこの約束はなくなってしまう。
それに、大事な質問であることには変わりない。
悩みに悩んだ末、メールを出しました。
内容は、
「車は持ってないからお願いしたい」
「車種を教えて欲しい。見つけてこっちから声をかける」
以上の2つでした。これ以上のラリーをしないよう、
車種を訊くのも忘れずに。
数分後、メールが来ました。
内容
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わかりました☆
私は○○(メーカー名)の△△色の××(車の名前)に
乗ってます。わかりやすいですよね。
○○さんは何で来るんですか?
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自転車だ。だが返信はしない。持ち玉は残り一個しかないのだ。
メールに書かれてあった車種をしっかり頭の中にたたき込み、
約束の時間まで時間をつぶす。
途中で母親が帰ってきました。
母親「今日、外でご飯食べない?」
なんてタイミングだ・・
親の誘いを丁重に断り、これから出かけることと今日中には
帰れないことを母親に伝えました。
約束の時間まではまだまだ。
もう家で待つのももどかしくなり、自転車に乗って近くの本屋に
行きました。
本屋で時間をつぶし、約束の時間まであと10分。
メールが来ました。
内容
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今から出ますね。
なんか、会えるって思ったらドキドキしてきちゃったぁ。
○○さんは?
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さすがにこれは返しました。
内容は「待ち合わせ場所のすぐ近くにいる」ということと
「○○さんは?」に対する歯が浮くような返事。
本屋でメールを送り、目的地に向かう。
近場に自転車を預け、着いたころには約束の時間5分前に
なってました。
タバコを吸い、最後の時間つぶし。
吸い終える頃には約束の時間、数秒前。
周りを見渡す。それらしい車は見あたらない。
すっぽかされた・・瞬時にそう判断し、それでも30分は
待とうと考えるバカな自分。
約束の時間から10分。
メールが来ました。
内容
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つきましたよ。
○○さんはもういますか?
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いる。いないのはそっちだ。
ただ、いるにはいるらしい。
キャンセルってわけじゃないみたいだ。
送信画面をすぐさま開き、
「自分の場所の詳細」「あなたは今どこにいるのか」を本文に
書き、送信ボタンを押す。
「・・・・あれ?」
今までは「送信できました」という画面が出てきたのですが、
今回は違いました。
切り替わった画面は、「ポイント購入画面」。
持ち玉はすでに無くなっていました。
その時の感情ってのが今でも不思議なのですが、
「ポイント購入画面」を見た途端、騙されてたってことを
確信したんです。
それも感情がかなり冷めた状態で。
相手は「待ち合わせ場所についた」とメールで言ったが、
見あたらない。
見つけてないと最初は思ってましたが、冷静に考えれば
あり得ない話です。
こっちは車の車種も名前も色も知ってるんです。
また、待ち合わせの場所はゴミゴミしているわけでもなく、
範囲が広いわけでもありません。
周りを見渡しても、車は2~3台しか見あたりませんでした。
あーあ、やられたー。
自分の馬鹿さ加減に一人で笑いながら、「ポイント購入画面」
から「会員解約画面」に飛び、その場で解約。
お金を払って自転車を返してもらい、家に帰りました。
「早かったわね」と親に言われ、「まーちょっとね」と曖昧に
切り返す。
そんな自分に親は不審を抱くこともなく、
「じゃあ食べに行く?」
と、優しく声をかけてくれました。
その時の親の言葉が、どれほど自分の心に染みたか・・。
冷め切っていた自分の心が、少しだけ温かくなりました。